新ゲーム追加(2022/3/13)
新しく追加したゲームを紹介するこのコラム。
今回は、『カルカソンヌ』で有名なクラウス=ユルゲン・ヴレデがデザインした後期石器時代の陣取りゲーム【火と石の時代】を紹介します。
≪基本データ≫
プレイ目安時間:45~60分
プレイ人数:2~4人
対象年齢:10歳以上
≪ゲームの概要≫
プレイヤーは原始人の部族を、人類のゆりかごであるアフリカから世界中へと導きます。
斥候駒というワーカーを地図上で動かして、新しい土地を発見していきます。
発見の結果、食料となる動物を得たり、発明の元となる採集植物を得たり、入植地となる土地を見つけたりします。
また、すでに発見した土地に移動しても、食料を得たり、新たに小屋を建てたりすることができます。
このようにゲームを進め、11か所目の入植地ができた時、あるいはいずれかのプレイヤーがすべての小屋を建てると、ゲームが終了に向かい、終了トリガーを引いたプレイヤーは残り2手番、その他のプレイヤーは2手番行いゲームが終了します。
そして、下記で得られる勝利点を計算し、最も多くの勝利点を獲得したプレイヤーが勝利します。
①ゲーム中に勝利点トラック上で記録した勝利点
②獲得した勝利点カードに記載された勝利点
③入植地に建てた自分の部族の小屋の数による勝利点
④各入植地において、自分の部族の小屋の数が最多だった場合に得られる勝利点
⑤ゲームの最初に配られる任務カードから得られる勝利点
≪まとめ≫
ゲームとしては、移動してその場所にあるアクションを処理するだけですので、非常にシンプルで、ボードゲーム初心者の方でも楽しめると思います。
また、ゲームが進むにつれて、新たな発明によりできることが増えていくため、生息地が広がっていくことも合わせて、人類の発展を感じるられるのが魅力となっています。
ただし、ゲーム的な要素として、勝利点カードを獲得するためには、発明を使えなくする必要があり、先に獲得するほど勝利点カードの点数が高いため、どのタイミングでその発明を使えなくするのかの見極めが大事になります。
その他、ゲーム中盤で公開される洞窟カードというカードにより、ゲームのルールが少し変化しますので、リプレイ性もある程度、担保されているゲームとなっています。
狩猟採集を行う原始時代にあこがれのある方はぜひ遊んでみてくださいね!
最後になりますが、当店にある他の約700種類のゲームはこちらで確認可能です。
新しいゲームも含め、気になるゲームがありましたら、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
2022.03.14