新ゲーム追加(2022/3/8)
新しいゲームを追加しましたので、簡単に紹介いたします!
【イッツアワンダフルキングダム】
カードドラフトゲームの傑作『イッツアワンダフルワールド』の派生作品です。
元のゲームは拡張を加えると最大で7人まで同時に遊べるものでしたが、今回は、最大でも2人で遊ぶゲームとなっています。
プレイヤーは王の正統な後継者として次の王位を争う公国の公爵となり、最終的により多くの勝利点を集めたプレイヤーが勝利します。
このゲームの独自のカード獲得システムにより、毎ラウンド最初に配られる手札に欲しいカードがあっても一筋縄では手に入らないもどかしさがあり、本家と同様に頭を悩ませ続ける拡大再生産ゲームとなっています。
それでは2人で遊ぶ場合の基本モードの遊び方を簡単にご説明します。
ゲームは①選抜フェイズ、②計画フェイズ、③製造フェイズの3フェイズからなる1ラウンドを計4ラウンド行います。
①選抜フェイズ
まず先手プレイヤーが配られた8枚のカードのうち、2枚を表向きに2つの場に出します。この時に2枚を同じ場所に配置することも別の場所に配置することもできます。
後手プレイヤーは2つのいずれかの場からカードを獲得します。この時に何もない場を選ぶこともできます。そして、次は後手プレイヤーが2枚を場に出し、先手プレイヤーが2つのいずれかの場からカードを獲得します。
以上の流れを4回繰り返すと選抜フェイズが終わります。
なお、カードを出すときに1ラウンドに2回まで使える罠トークンを使うことでカードを裏向きで出せます。こうすることで8枚の手札の1枚に必ず含まれる災いカードというマイナス点になるカードをうまく相手に渡そうとするなどの駆け引きが生まれます。
②計画フェイズ
選抜フェイズで獲得したカードを構築するかリサイクルするかを選択します。リサイクルすることにしたカードからは資源(「建材」、「人口」、「資金」、「探査」の4種類)のいずれかを得、資源は構築中のカードに配置することができます。
また、宝物カードという構築できないカードもあり、これは必ずリサイクルして資源を得ます。
獲得した資源が構築中のカードに配置できない場合や、配置したくない場合は、自分の公国カードの上にその資源を蓄えます。
なお、公国カード上に資源の種類に関係なく資源が5つ集まると「クリスタリウム」というオールマイティに使える資源を得ます。
③製造フェイズ
資源が「建材」、「人口」、「資金」、「探査」の順に4ステップに分かれて産出されます。
各資源の産出量は自分の公国カードと構築が完了したカードに示された資源アイコンの数で決定されます。
産出された資源は、構築中のカードに配置するか自分の公国カード上に蓄えます。構築中のカードに配置した場合、そのカードの構築コストを満たせば、直ちに構築が完了します。
このため、「建材」の製造ステップに構築が完了したカードが、「人口」や「資金」を産出するカードだった場合、その後の「人口」や「資金」の製造ステップで早速、資源を得ることができます。逆に、「人口」の製造ステップに構築が完了したカードが、「建材」や「人口」を産出する場合は次のラウンドまでその資源を得ることができません。
なお、各資源の製造ステップにおいて、産出量が相手プレイヤーよりも多かった場合は、最多産出者ボーナスとして兵士トークンを自分の兵士鍛錬場に得るか、兵士鍛錬場にある兵士トークンを獲得するというボーナスを得ます。兵士トークンは一部のカードの構築コストになります。
その他、一部のカードについても構築完了時のボーナスとして兵士トークンを得ることがあります。
このような流れで「探査」の産出ステップが終わるとラウンドが終了し、先手プレイヤーが入れ替わって、再び選抜フェイズから新しいラウンドが始まります。
そして、4ラウンドを終えた時に構築したカードで計算される勝利点が高いプレイヤーが勝者となります。
以上のような通常モードの他、①邪魔者モード、②協力者モード、③作戦モードと様々なゲームモードが用意されており、リプレイ性が抜群です!
また、ソロプレイルールもあります。
お一人やお二人でご来店された際は、ぜひ当店で遊んで、最高得点を目指してみてください。
なお、当店にある他の約700種類のゲームはこちらで確認可能です。
新しいゲームも含め、気になるゲームがありましたら、ぜひ遊びにいらしてくださいね。
2022.03.10